画を探して

ブログタイトルが決まらないので(仮)のつもりでしたが、そのままこのタイトルになりそうです。

晩夏を乗り越えて~八海山

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晩夏を乗り越えて~八海山

9.8 八海山八ッ峰~入道岳(1,778m)

台風の迫る頃、 ・・・。いつも台風迫る頃に山にいますね・・・。それはさておき、台風が関東に迫ってくるなら来ないトコまで登りに行けば良いんじゃない?と誰かが言い出し、新潟は八海山へ行ってきました。ただこの日の新潟は朝から酷暑で、中々ハードな一日。持っていく水が全然足りなかったり、ギラギラ太陽で写真の色味が難しかったりと、反省の多い旅でした。

八海山ロープウェイ~女人堂~薬師岳~千本檜小屋~八ッ峰~入道岳~迂回路~千本檜小屋~女人堂~八海山ロープウェイ

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八海山には、麓から登っていく屏風道や新開道、そしてロープウェーで四合目まで登ってから稜線を歩いていくコースがありますが、今回は後者を選択。序盤から岩場を堪能し続ける一日の始まりです。

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一登りするとまずは女人堂に到着。そこから長い鎖場を堪能しつつ登っていくと、およそ1時間ほどで最初の目的地、薬師岳に着きます。

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千本檜小屋の奥に見えるのが、八ッ峰の第一峰である地蔵岳。ここからが本番です。

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小屋を過ぎたあたりで既にかなりの暑さ。少しでも風が欲しい!

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さてこの日は五竜岳でご一緒したSさんが、茨城から合流してくれて4人旅。山で出会った人と一緒に登るのはかなり久々で、とても楽しい一日でした。

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八ッ峰はきっちり鎖が整備されているものの、踏み外したら勿論、軽傷では済まないような所ばかりです。待っている間がちょっと暑いのですが、皆で声を掛け合いながら、一つひとつの鎖場を通過していきます。

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中間くらいまで来てから地蔵岳の方面を振り返ると、険しい山々と雄大な田園風景が一望できて、とても気持ち良く思います。

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高度感ある場所が多いので、ある程度岩に慣れてから来たいトコですね。

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さてここが核心部、少し長い鎖です。濡れていたら来たくないトコだなーと。

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基部から見上げると、この高さ。

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ということで無事に八ッ峰の岩場は終了。

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時間もありますし、折角なので奥にある入道岳まで足を延ばしてみます。

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入道岳からは、さらにその先にそびえる中ノ岳の雄姿が望めます。これは縦走するにはちょっとハードそうですね。でもいつか、越後三山をまわってみたい気もします。

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帰りはさらっと迂回路を通って、ロープウェーを目指すこととします。

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この時点で暑さで参っていたので、迂回路ではあまり写真を撮っていません。風に吹かれながら歩いていたのですが、千本檜小屋まで1時間ほどと、意外と長かったのが印象的です。だいぶ岩場を歩いてきたんですね。

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試合終了のゴングを鳴らして、ロープウェーへ。

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下りのロープウェーの寂寥感、いいですね。ただ今回はこれから、台風に突っ込む方角に帰らなければなりません。家に帰るまでが旅・・・。

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とかいいつつ、つなんポークをふらふらと食べに行っていました。新潟はおコメと共に、豚肉王国なのです。ごちそうさまでした。

こうしてやっと、名高い八海山を巡ることができました。岩場が続く八ッ峰コースは、天気が良ければ鎖場+景色好きが楽しめそうな良コース。新緑や秋の紅葉の時期に来ると、もっと楽しめるのかもしれません。ただ標高が1,700mほどということもあって、暑い時期に行くのはちょっと注意。涼しい新潟方面といえど、中々の暑さです。

夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳②

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夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳②

2019.8.14 五竜岳(2,814m)

2日目、夜明け前。前日夜から降り始めた雨は止んだものの、外に出たら濃いガスが立ち込めていて、岩もかなり濡れている状況。真っ暗の中を進むのはちょっと危なそうですが、扇沢までバスで戻ろうと考えていたので、出立があまり遅くなるのもまずい。そこで夜がうっすらと白むのを待って、慎重に行動開始です。目指せ、五竜岳。

キレット小屋~五竜岳~五竜山荘~遠見尾根~アルプス平駅(白馬五竜テレキャビンで麓へ)

 

▼1日目はこちら 

 

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最初こそ濃かったガスは少しずつ晴れはじめ、

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素敵な朝を迎えられました。

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おはようございます...!

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岩はまだしっとりと濡れており、緊張しながら昇り降りを続けます。前日よりこの日の方が岩登りしている時間が多く、楽しかったです。

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初めてのブロッケン体験。

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そして雲が抜けると、目指す五竜岳とP5の雄姿が目に入ってきました。まだまだかなり遠いけど、これは楽しみ。段々雲が登ってきているので、その前に登り切れるかな?

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岩と緑、雄大な稜線にかかる雲もまた素敵です。

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徐々に急斜面を登っていくことに。

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本峰の手前には長く急なザレ場が続きます。

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そして・・・鹿島槍ヶ岳に続き、ここでも山頂は真っ白。がっくり。山頂からの稜線写真はまたの機会にお預けとなりました。

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下山しながら、雲海の果てを見て。

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五竜岳も頂上はガスっていたのですが、その前後では蒼い空と雲海が広がり、素敵な画が沢山見れました。

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最後まで、山頂の姿は見えたり隠れたり。

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五竜山荘までは岩場が続くので慎重に降りていきます。

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さて、五竜山荘まで戻ったところで山岳警備隊の方々が台風接近に関する注意を促しており、多くの登山客が今後の進路に悩んでいました。我々は早々に引き上げる気だったので、ちょっと休憩をはさんで遠見尾根に針路をとります。その際、小屋前で話した方と、一緒になって下山することとなりました。

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3人で長く暑い遠見尾根を進んだのですが、雲も多く、鹿島槍や五竜の景観はお預け。残念でしたが、無事に台風から逃げ帰れたので仕方なしかなと。なお、この方とは後日、八海山に一緒にいくことになって、嬉しかったです。

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夏休み真っ只中ということもあり、アルプス平付近は登山ではなく、観光目的の方も大勢いらっしゃいました。

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ケルンが見えてきたのでもう一息。下界の街並みがうっすら見えてくるのが素敵ですね。

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その後、テレキャビンまで到着し、最高のファンタで3人の親睦を深めました。

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やっと行けた、鹿島槍・五竜。1泊で行けるか少し不安だったのですが、暑さでよれよれになりながらも、夏の稜線を満喫してきました。いつかまた、鹿島槍や五竜、遠見尾根からの稜線を眺めに行ってみたいものです。

そして、三大キレットで残すは、不帰キレットとなりました。是非ここも辿ってみたいですね。

夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳①

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夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳①

2019.8.13 爺ヶ岳(2,670m) / 鹿島槍ヶ岳(2,889m)

台風が徐々に迫ってくるお盆真っ只中。 扇沢から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳と1泊2日で歩いてきました。鹿島槍と五竜の山頂ではガスに覆われてしまったのですが、それまでの道中では雲と稜線をのんびり眺めて歩けた、充実した2日間でした。

扇沢~種池山荘~爺ヶ岳~冷池山荘~鹿島槍ヶ岳~八峰キレット~キレット小屋

 

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初日・二日目ともに長旅なので朝4時頃に出立することに。遅く出て暑くなるのも嫌ですからね。GW前に登った針ノ木雪渓に陽光が差し込むのを眺めながら、すがすがしく朝を迎えました。

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序盤にあまり危険な場所はないのですが、この辺りは落石注意。

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そろそろ雲と同じくらいの標高に。

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さすがに真夏とあって、早朝を過ぎるとすぐに暑くなってきます。ちょうどその頃、種池山荘に到着。ここまで来ると爽やかな風に吹かれることができ、そんな中、見回す朝の景色がとても素敵です。

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この稜線も縦走してみたいですね。

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さて、種池山荘を過ぎると、最初の目的地である爺ヶ岳がどっしりと眼前にそびえて見えます。

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少し長い登りですが、どの方角を見回しても素敵な山稜が見えるので、気分爽快。

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そうこうしているうちに、爺ヶ岳の山頂に到着しました。早朝出発したから良いものの、もっと暑い中、ここまで来るのはちょっとつらそうですね・・・。

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さて、山頂からは剱・立山、槍まで見通せるうえ、稜線の先に双耳の鹿島槍が待ち構えているのも見れます。道中、この猫耳姿を横目に登ってこれるのがなんともワクワクしたのを覚えています。

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雲海が素敵です。

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北峰、本峰、南峰、それぞれから隣を見て。

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さぁ、目指すはあの鹿島槍ヶ岳です。

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次の目的地、鹿島槍ヶ岳まではかなりの距離があります。かなり暑くなってきましたが柔らかな風があるので、ペースを上げすぎずにゆっくり進むこととします。冷池山荘では水も販売してくれていて補給も万全。ありがたいことです。

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道中の花を撮影しながら。

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私は花の撮影をしていると気が和むのですが、同行者はその間、ただ暑いようで・・・。

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次の目的地はあの上かな?

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時折見える、立山と劔岳の雄姿に励まされて。

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さて鹿島槍までもう一息の、布引山。ここからの景色がとても素敵なので、雲が流れるのを見ながら一休み。でも今思えば、ここでゆっくりしすぎたのかも?

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雲が取れて、両方の山頂が見えてきます。できれば山頂から、次に進む稜線を見たいなぁなんて甘く考えていたのですが・・・。

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山頂についたらガスがかかっていて、あたりは真っ白でした。

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これまでの稜線、ここからの稜線の写真を撮るのを楽しみにしていたので、とても残念・・・。とはいえ、北峰を越えたら、難所である八峰キレットがはじまります。あんまりのんびりしているわけにもいかないので、先を急ぐこととしました。 

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横は崖なので注意しながら。

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時には梯子を渡り、

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時には谷を進む、八峰キレット。この辺りは岩登りというよりは、高度感のある所を進むのが主体だったと記憶しています。

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可愛い看板にちょっと和まされながら、小屋を目指します。

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そんなに痩せている道ではないのですが、鎖が無かったら中々の恐怖感かも。

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キレットを進むことを暫く、噂には聞いていましたが、あんな所に...と驚く位置に、キレット小屋があらわれます。今夜はこの小屋に宿泊し、明日は引き続き、八峰キレットを進みながら五竜岳を目指します。台風が迫ってくるので、未明には出ないといけません。まずはビール飲んで、まったり一息です。

 ▼2日目はこちら

思い描いていた雲上の園~鳥海山・月山②

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思い描いていた雲の上の楽園~鳥海山・月山②

2019.8.4 月山(1,984m)

2日目は月山、花が綺麗なことで知られる東北の名山です。私は小学校の頃に湯殿山と羽黒山に登ったことがあり、いつか出羽三山の最後の一つ、月山に登ることを心待ちにしていました。とはいえ、折角山形まで行くなら鳥海山もいってみたい。そう思って機会を待っていたら、いつの間にか結構経っていたといったところです。

月山8合目駐車場~仏生池小屋~山頂~仏生池小屋~月山8合目駐車場

 

▼1日目はこちら 

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さて、月山のコースはいくつかあり、雪渓を楽しむなら南側の志津(姥沢)口、池塘を眺めて歩くなら北側の羽黒山口のイメージだったので、今回は北側から進むことにしました。前日の鳥海山では猛暑に疲れ果てたので、この日は暑くなる前に下山するのが目標です。

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朝焼けとともに出発です。池塘には花が少し残っており、それらに日があたっていく様を見ながら先を目指します。

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徐々に空が青くなってきて、

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弥陀ヶ原の池塘群に朝陽がかかるのを眺めながら、標高を上げていきます。

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初級向けのコースとのことだったので、整備された木道をのんびり歩いていくのかな?と油断していたのですが、弥陀ヶ原を抜けたあたりから続く無量坂はしっかりとした勾配があり、登っているとすぐに暑くなってきます。

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まずは目の前に見える、あの頂を目指して。それが何回か続くこととなります。

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仏生池小屋について一息。ここに宿泊している方がちょうど出発するころでした。もう少し早い時期にこれたら、もっと花が綺麗なのかな?

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山頂まで緩やかに登り続けるため、景色も道程も眺めやすい素敵なコースです。そうしたこともあってか、修験者の方々や、出羽三山詣りをされる方々が大勢いらっしゃいました。ただこのコース、公式ホームページでは初級と記載されていますが、関東近辺の初級ハイキングをイメージすると大変かもしれません。

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ということでおよそ3時間ほどで、月山の山頂に到着。姥沢方面からもどんどん人が来ており、かなりの賑わいでした。

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山頂付近にも池塘がいくつか。少し涼んでから、もっと暑くなる前に下山します。ここまで来ると、この日は雲より少し上ですね。

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蜻蛉も一休み。

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一か所だけ、まだ雪渓が残っている所がありました。

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帰りは花の写真を撮りながらのんびりと。

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青空ともあいますね。

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足元を見ると、夏の盛りですがさまざまな花が咲いています。

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あまり日が昇ってしまうと、白い花の写真が撮りにくくなるのが難しいですね。

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山頂方面を振り返って。

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徐々に雲の下へと。

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鳥海山と月山、どちらも花の百名山といわれるのがよくわかります。

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麓まで戻って、池塘群が目に入ってくるとほっとします。この後、池塘群をのんびり見て回りながら駐車場まで戻りました。下山した時間帯は弥陀ヶ原を観光している方がかなり多く、私たちのような登山の方が珍しいほどの賑わいでした。

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暑くなってきました。わかるよ。

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地元の温泉に入ってから、昨晩食べれなかったワンタンメン。のんびりくつろいでから、無事に庄内を後にしました。ここからの運転がまた長いのですけど~。

ということで、やっと行けた鳥海山と月山。幸いなことに天気に恵まれ、程よく雲が出ていて、雲の上を歩いているような産業でした。どちらも、麓から見ても登っていても素敵な景色が広がり、あぁ東北まで来たんだっていう充足感もあって、また来たくなりますね。

思い描いていた雲上の園~鳥海山・月山①

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思い描いていた雲の上の楽園~鳥海山・月山①

2019.8.3 鳥海山 新山(2,236m)/七高山(2,229m)

8月最初の週末、東北の名峰として知られる鳥海山・月山に行ってきました。関東から鳥海山の登山口まで、車で移動しても5時間以上かかります。その遠さと天候の難しさから、何度も行こうとしては断念していた憧れの山々です。

鉾立登山口~御浜小屋~御室小屋~新山山頂~七高山山頂~外輪山~御浜小屋~鉾立登山口

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鉾立駐車場で夜明けを迎えた頃、日本海側は雲海に包まれていました。運転を交代しつつ、ここまで6時間ほど。もう少しうたた寝したい気もしますが、遥々ここまで来たのにガスに覆われてしまったら、まさに悲しみの旅。さぁ出発です。

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目指す新山はあの奥でしょうか。結構距離がありますね。

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花々が朝日を浴びて。

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この日も色とりどりの花が咲いていて嬉しかったです。

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早朝こそ涼しかったものの、ぐんぐん気温が上昇し、すぐに暑くなってきました。雪渓を見て気を和ませるものの、今後の暑さが心配です。

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雪渓が融けた水なのか、雨水の残りなのか。時折小川や池塘があって、それらを眺めながら歩けるのが楽しいコースですね。

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風にゆらゆら揺られて。

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さて御浜小屋まで来ると、一度見てみたかった鳥海湖が眼前にあらわれました。青空と雲海があわさって、清々しく感じます。ここで風に吹かれつつ、一休み。

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クルマユリが紅一点。

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御田ヶ原付近は綺麗な石畳が続き、その道程に目を奪われました。日差しが強く写真は難しかったのですが、この付近や外輪山の"道が続いていく"画が、特に印象に残っています。

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段々雲が上がってくるけど、間に合うかな。無事に進めれば、外輪山を一周するコースを考えているのですが、先はまだまだありそうです。

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長く続く雪渓を横切ったり、

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時々遡ったりしながら、

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炎天の中を進んでいきます・・・。この日はまさに猛暑といえる暑い日でした。

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御室小屋までは長い長い登りが続き、そこからは岩場を歩くようになります。

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ここまで来ると外輪山の景観が楽しめるようになります。岩場から周囲を見回して風を感じると、とても爽やか。

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そろそろ、あの先に見えるのが山頂かな?

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と思いきや、岩の間に潜って進んでいくなど、最後まで面白いコースでした。

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山頂!...の向かいの岩山。画的にこちらが好き。

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帰路は胎内めぐりという、山頂直下に潜るコースを進みます。ここには安産のご利益があるとのことです。なるほど。

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遠く、外輪山を歩む方々を眺めて。

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さて、一度御室小屋に戻って時間を見てみたところ、七高山と外輪山コースに行けそうです。ただ相変わらずの猛暑なので、まずは雪渓で飲み物を冷やし、涼をとりつつ昼ご飯とすることにしました。

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ちょっとよじ登るには急ですね。

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外輪山&七高山側に登り返して雪渓を振り返ると、この傾斜。降りれないか悩んでいる方がいますが、結局引き返していかれました。

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七高山の山頂が見えてきました。

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後ろには外輪山の稜線がどこまでも続いています。

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七高山からみた新山の様子。

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山頂は込みあっていたので、いったんその奥を見てきます。

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奥と雲海を眺めながら、くつろいで。

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七高山の山頂はなんかいろいろ多かった。

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それではお楽しみにしていた、外輪山の稜線を帰るとします。

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外輪山の稜線と夏の雲を楽しみながら、のんびり下っていきます。行きに苦労しながら登ってきた登山道が向こう側に見えると、良く登ってきたもんだなぁと感心してしまうような道でした。心配していた雲ゆきはセーフ。今日はなんとか、雲に包まれる前に帰れそうです。

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東北ならではの広大な感じが素敵ですね。

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稜線を歩みながら、ついつい写真を撮ってしまう道。

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最後の方は、徐々に雲があがってきましたね。

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稜線の最後に。

今回選んだ、この鉾立登山口から新山、七高山をまわるこのコースでは、なかなかの距離を歩くこととなります。正直、炎天下のもと周遊するのはちょっとバテました。ただその疲れを上回る素敵な景色の連続。特に外輪山から一望できる、どこまでも続く稜線を見ながら歩くのは格別でした。

鳥海山には今回のコースのほか、さまざまなコースの選択肢があり、それぞれの見どころがあるようです。また夏だけでなく、別の季節に来てみるのも楽しみですね。

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なお、下山して酒田の街まで戻ると、タイミングよく花火大会が開催されていました。坂田出身の友人がいるので詳細を聞いてみたところ、東北でも屈指の花火大会のようです。ただ関西出張から直接その足でここまで来たので、写真を撮るにも三脚は持っていなかった・・・残念。車からちょっとだけ花火見物を。

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花火を見終えて月山の駐車場まで移動したところ、頭上には綺麗な星空が広がっています。車の上にカメラ置いて、なんとか一枚。振り返ってみると、星も花火も、久々に撮りました。シンと静まる駐車場で星を見上げて、東北まで来たんだなぁと感慨にふける、良い夜でした。

 

▼2日目はこちら

 

雲を眺めて涼む~生藤山・陣馬山

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雲を眺めて涼む

7.27 生藤山(990m)~陣馬山(857m)

台風が迫る頃、近場で雲を眺めてのんびりしようと、山梨方面に出てみました。扇・百蔵か滝子、笹雁辺りを考えていたのですが、相模湖あたりの青空が澄んで綺麗で方針転換。行ったことのない生藤山を目指すことに。ただバスは8時過ぎ始発なので、折角早起きしたのに駅で居眠りからスタート...。

井戸BS~軍刀利神社~生藤山~茅丸~醍醐丸~陣馬山~陣馬高原下BS

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里の景色をのんびり見ながら山に向かうのも、素敵な時間ですよね。

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三国山~生藤山辺りは一気に雲が立ち込めて残念なことに。茅丸くらいまで歩いて、やっと青空が少し見えてきました。

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雲が抜けるとなかなかの日差しでしたが、風が強く吹いており、涼しく歩けました。

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木々の間から雲を見ているうちに陣馬山。 

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呑んじゃおっかな・・・!

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晴れ間もあるので北高尾の小下沢に降りたら綺麗かなーと思っていたのですが、雲を眺めて一杯やりだしたら満足に。今日はこれまで、となりました。

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ビール片手にニコニコしてたら、隣の方から「おつまみにどうぞ」とおすそ分けを頂きました。有難うございます。

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陣馬山に行ったのは数年ぶり。高尾方面に急ぐのではなく、のんびりと過ごすのに良いトコだと再確認した一日でした。

これまで、暑くなってくるとあまり低山には近づかなかったのですが、今回のように生藤山から歩くと尾根歩きが続き、風が吹く日だとなかなか涼しく歩けます。これからもコースを工夫して、色々な景色を見て歩くようにしたいですね。

ふらり、伊吹山

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ふらり、伊吹山

7.7 伊吹山 (1,377m)

 名古屋の結婚式に招待して頂いたので、夜な夜な車を走らせ、結婚式翌日はそのまま伊吹山に行ってきました。頂上駐車場から頂上までゆったり一周。序盤からどガスに包まれてしまったのですが、時折、下界がすーっと透けて。普段登山をしない同行者たちもその景色を楽しめたようです。

頂上駐車場~西登山道~頂上~東登山道~頂上駐車場

 

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帰りがけに関ヶ原へ。

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夏の到来を感じる良い一日でした。

山に行きたくて仕方がない友人と~篭ノ登山

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山に行きたくて仕方がない友人と

6.29 篭ノ登山(2,228m)~西篭ノ登山(2,212m)~池ノ平湿原~三方ヶ峰(2,040m)

雨模様の週末。降られず歩けそうな山域を探し、花の楽しめる池ノ平湿原に足を向けてみました。水ノ塔山からの周回も考えたのですが、降られても大丈夫なように池ノ平から往復で。のんびり回って高峰温泉に戻った頃、しとしとと降ってきました。高峰温泉のランプの宿、雨でも風情あって素敵ですね。

池ノ平湿原駐車場~篭ノ登山~西篭ノ登~池ノ平湿原~三方ヶ峰

 

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雨を楽しんで~高尾山

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雨を楽しんで

6.22 高尾山 (599m)

天気が悪い週末が続いていますが、雨ならではの景色を楽しみたいと思って高尾山へ。行きは6号路、帰りは富士道から蛇滝コースと、これまで歩いたことがないコースを選択し、コースタイムの2倍くらいかけてのんびり歩きまわって、昼頃、帰路につきました。早朝からぽつぽつと降られながら歩いた半日でした。

高尾山口駅~6号路~高尾山山頂~富士道~蛇滝~駒木野庭園~高尾駅

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蛇滝側に下山した後は、高尾駒木野庭園へ寄り道を。こちらも季節の花々が素敵でした。

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さて、始発で高尾山口駅に到着し、歩き始めの頃は雨上がりの模様を楽しみながら歩いていたのですが、暫く歩くと再び雨が降りだし、残念ながら雨天ハイキングの様相になってきました。

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とはいえ6号路は基本、樹林帯の中を進むコース。レイン1枚羽織れば、そんなに問題ありません。

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 濡れた花々を楽しみながら、少しずつ歩いていきます。

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大雨になったら足元は川のようになるのでしょう。小雨でしたら、ちょっとぬかるむ程度。転ばないように気を付けて、撮影して回ります。

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さらっと山頂を往復し、薬王院まで戻ってきました。

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ここではユキノシタがギリギリ残っていて嬉しかったです。

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帰り道はこれまた通ったことのない、蛇滝コースへ。下がぬかるんでいると、下るにはちょっと滑りやすいコースです。

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このコースには蛇瀧水行道場があり、高尾山口側が発展するまで、主要な登山道として栄えていたそうです。この日も何人か、滝行をなさっている方がいらっしゃいました。

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 さて裏高尾側に出た頃には雨も上がってきたので、バス通りを高尾駅方面に歩いて、高尾駒木野庭園を目指すこととしました。道中も色々な花が咲いているので、雨上がりの様子をのんびりと撮影して回ります。

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途中何度か裏道を通りながら、駒木野庭園へ。こちらは素敵な家屋と共に、花々の咲く庭園が開放されていて、とてもゆったり滞在することができます。

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紫陽花が見頃を迎えていたのと、蓮の蕾が開きかけていて、とても綺麗でした。

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都内からアクセスしやすい高尾山は、多様な花々が見られる山としても知られています。本当は今回、イナモリソウやセッコクなどもお目当てとしていたのですが、残念ながらちょっと遅かったようです。その分、また違った花が見れて、ホクホクでもありました。

雨模様の高尾山を歩くのは初めてだったのですが、緑が多いこともあって、写真を撮って回るのはなかなか楽しかった印象です。ただ蒸す点と、当たり前ですが、怪我だけは注意でしょうか。

もし早めに天気が回復すれば、北高尾の小下沢を散策しようと考えていたのですが、さっさと駒木野庭園の散歩に切り替えて正解でした。こうやってお天気や気分に合わせて臨機応変にコースを組める点も、高尾ならではの魅力かもしれません。

 

風に吹かれて鎌倉古道~鎌倉天園ハイキングコース

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風に吹かれて鎌倉古道

2019.6.16 鎌倉天園ハイキングコース/大平山(159m)

雨上がりの朝。風が強く涼しそうなので、初めて鎌倉天園コースに向かってみました。下山後は長谷や北鎌倉をちょっと散策し、昼には撤収。あっつあつでした。

北鎌倉駅~天園ハイキングコース~瑞泉寺・鎌倉宮~長谷方面観光(極楽寺・成就院・御霊神社)~北鎌倉観光(長寿寺・東慶寺)

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早朝の北鎌倉駅からスタートして、まずは折角来たので、東慶寺の山門辺りをふらふらと散策。

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明月院は7時半くらいでも、さすがの行列でした。以前写真を撮りに行ったことがあるのですが、ここは開始早々、メインの階段がすごい人だかりになる人気スポット。ただこの青さを見ると、その理由もわかります。ちょっと眺めて、目指す天園ハイキングコースへ。

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この天園ハイキングコースには幾つかルートがあり、建長寺から始めるコースが有名ですが、有料なうえ、開門が8時半と遅めなのが悩ましい。今回は早めに来れたので、明月院の奥から行くルートで、瑞泉寺・鎌倉宮方面に降りることとします。

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前日は嵐だったので足元はしっかり濡れています。気温があがったらだいぶ蒸しそうですが、朝涼しい間に来れたので、ひんやりして気持ちよかったです。 

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ということで、しばらく登ると鎌倉の市街地・海岸が一望できるところまでやってきました。

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時間としては、1時間半~2時間ほどでしょうか。あまりアップダウンもなく、緑あふれる道を、風に吹かれながら進んでいきます。

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途中大平山でちょっとまったりしてから、天園休憩所を経て、暑くなる前にさらっと下山します。

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下山してからは瑞泉寺に立ち寄って、それから鎌倉宮方面にてくてくと。

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早朝とあってか、天園ハイキングコースは人が少なくて楽しく歩けました。ただ、より印象に残ったのが、下山してからの紫陽花が咲きほこる一般道。鎌倉宮までの道すがら、さまざまな種類の紫陽花が出迎えてくれて、このコースを選んで良かったです。

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鎌倉宮の近くにある、荏柄天神社。

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さて鎌倉駅まで戻って時間を見ると、10時前とまだ早い。そこで折角の紫陽花の時期ですし、行ったことのない長谷方面に足を延ばしてみようかなと思って江ノ電に乗り込みました。長谷方面では極楽寺・成就院・御霊神社と回って、一番の名所、長谷寺は3時間待ちなのでパス。

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 それからもう一度北鎌倉まで戻って、朝は閉まっていた長寿寺・東慶寺をのんびり見て回ってきました。ちょうど紫陽花の時期とあってか、昼が近づくとなかなか凄い人出だったのですが、早かった花も盛りの花もあって、見どころ満載の鎌倉でした。