画を探して

ブログタイトルが決まらないので(仮)のつもりでしたが、そのままこのタイトルになりそうです。

夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳②

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夏、後立山連峰~爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳②

2019.8.14 五竜岳(2,814m)

2日目、夜明け前。前日夜から降り始めた雨は止んだものの、外に出たら濃いガスが立ち込めていて、岩もかなり濡れている状況。真っ暗の中を進むのはちょっと危なそうですが、扇沢までバスで戻ろうと考えていたので、出立があまり遅くなるのもまずい。そこで夜がうっすらと白むのを待って、慎重に行動開始です。目指せ、五竜岳。

キレット小屋~五竜岳~五竜山荘~遠見尾根~アルプス平駅(白馬五竜テレキャビンで麓へ)

 

▼1日目はこちら 

 

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最初こそ濃かったガスは少しずつ晴れはじめ、

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素敵な朝を迎えられました。

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おはようございます...!

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岩はまだしっとりと濡れており、緊張しながら昇り降りを続けます。前日よりこの日の方が岩登りしている時間が多く、楽しかったです。

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初めてのブロッケン体験。

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そして雲が抜けると、目指す五竜岳とP5の雄姿が目に入ってきました。まだまだかなり遠いけど、これは楽しみ。段々雲が登ってきているので、その前に登り切れるかな?

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岩と緑、雄大な稜線にかかる雲もまた素敵です。

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徐々に急斜面を登っていくことに。

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本峰の手前には長く急なザレ場が続きます。

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そして・・・鹿島槍ヶ岳に続き、ここでも山頂は真っ白。がっくり。山頂からの稜線写真はまたの機会にお預けとなりました。

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下山しながら、雲海の果てを見て。

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五竜岳も頂上はガスっていたのですが、その前後では蒼い空と雲海が広がり、素敵な画が沢山見れました。

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最後まで、山頂の姿は見えたり隠れたり。

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五竜山荘までは岩場が続くので慎重に降りていきます。

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さて、五竜山荘まで戻ったところで山岳警備隊の方々が台風接近に関する注意を促しており、多くの登山客が今後の進路に悩んでいました。我々は早々に引き上げる気だったので、ちょっと休憩をはさんで遠見尾根に針路をとります。その際、小屋前で話した方と、一緒になって下山することとなりました。

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3人で長く暑い遠見尾根を進んだのですが、雲も多く、鹿島槍や五竜の景観はお預け。残念でしたが、無事に台風から逃げ帰れたので仕方なしかなと。なお、この方とは後日、八海山に一緒にいくことになって、嬉しかったです。

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夏休み真っ只中ということもあり、アルプス平付近は登山ではなく、観光目的の方も大勢いらっしゃいました。

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ケルンが見えてきたのでもう一息。下界の街並みがうっすら見えてくるのが素敵ですね。

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その後、テレキャビンまで到着し、最高のファンタで3人の親睦を深めました。

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やっと行けた、鹿島槍・五竜。1泊で行けるか少し不安だったのですが、暑さでよれよれになりながらも、夏の稜線を満喫してきました。いつかまた、鹿島槍や五竜、遠見尾根からの稜線を眺めに行ってみたいものです。

そして、三大キレットで残すは、不帰キレットとなりました。是非ここも辿ってみたいですね。