咲き始めの梅、清香を発す~道明寺天満宮
咲き始めの梅、清香を発す~道明寺天満宮
関西の梅の名所の一つ、道明寺天満宮。菅原公と所縁ある歴史の地とは知っていたものの、関東在住の私からすると、桜餅の方がピンときます。そんな道明寺の界隈に仕事で行くことがあったので、梅の頃合いには少し早いと思いつつもお散歩してみました。
今年の暖かさも手伝い、ちょうど咲き始めに出会えたようです。
梅は雨の日の夜に見るのが好きなのですが、こうした咲き始めの頃は、日中もまた素敵ですね。
この蠟梅が特に見ごろでした。残念ながら日が当たっていた時にはずっと人がいて、日が陰ってから何枚か。
以前は土師神社といった道明寺天満宮。相撲の祖といわれる野見宿祢が埴輪を創って殉死に代えた功績で、土師の姓とこの地域を賜ったのがその始まりと言われています。天満宮の外にはそうした歴史を思い出させるように、埴輪窯の復元が。世界遺産となった百舌鳥・古市古墳群とあわせて、歩いてみるのに楽しい地域です。