甲斐の猿橋、秋の扇百蔵
甲斐の猿橋、秋の扇百蔵
2019.11.17 百蔵山(1,003m)~扇山(1,138m)
猿橋駅~猿橋~百蔵山登山口~百蔵山~扇山~梨ノ木平バス停~鳥沢駅
紅葉も徐々に進む頃。秋らしい景色が見たくなって、都内から行ける初心者向きのコースとして知られる、扇山・百蔵山に行ってみることとしました。
この山々にはいろいろなコースがありますが、今回は初めての扇・百蔵だったこともあり、中央線の猿橋駅から鳥沢駅まで周回し、かつ紅葉の名所として知られる猿橋の散策を折り込んでみることとしました。
11月も中盤とあって、早朝は徐々に冷え込むようになってきました。猿橋駅から猿橋までは20分ほどの予定ですが、風が吹きつけるとちょっと寒さを感じます。ただ、猿橋からスタートすると途中でコンビニに寄ることができるため、朝から暖かい飲み物を補給できて大助かりです。ひと補給してから、朝日が差し込むタイミングに間に合うように、猿橋へと急ぎます。
ちょうどタイミング良く、渓谷に朝日が差し込む頃合いに到着することができました。ただ朝の冷え込みのせいか、木の橋の上は凍結してツルツル。ちょっと危なかったです。
さて頭は観光モードですが、まずは百蔵山を目指します。
登山口から百蔵山の山頂まではおよそ1時間半。駅から直行しても2時間ほどと、気楽に登れるのが魅力のひとつです。途中から富士山も見えるポイントが出てきて、眺めもバッチリ。
まだ早い時間なので、紅葉の色も綺麗に見えていて嬉しいです。
ということで山頂に到着。気持ち良い秋晴れです。来てよかった。
さて続いては扇山までの縦走です。あまり大きく登り返すわけではないのですが、百蔵山から扇山までは2時間半ほどと、少し距離があります。
徐々に気温もあがってきたので、あまり急がず、紅葉の写真を撮ってのんびり歩くこととしました。縦走中はほぼ樹林帯を歩いていましたが、紅葉に木漏れ日があたるのが綺麗で、ついつい足を止めてしまいます。
程よい蒼空と陽射し。
と、扇山の山頂が見えてきました。この山頂はちょっとした広場になっており、多くの方の憩いの場となっていました。今度はここでのんびりお昼としたいものです。
南の方角はちょっと雲が増えてきましたね。
梨ノ木平登山口までは小一時間。下るにつれて紅葉の勢いが増し、軽快に降りることができます。この日は駐車場あたりの紅葉が特に印象的で、ついつい長居して写真を撮っていました。ただそのせいで、鳥沢駅で帰りの電車を1本逃し、中々の待ち時間を頂きました。とほほ。
道中も色とりどりで見飽きることなく、昼過ぎには駅まで降りることができました。扇山・百蔵山ともに良く単体でお薦めされていますが、周回すると少し時間がかかりますね。
振り返ると笠取山・西沢渓谷・昇仙峡・扇百蔵、山梨に通い続けた10月となりました。それぞれで行った甲斐ある画を楽しむことができ、充実した秋だったなぁと思います。
ぐるりと周る昇仙峡・羅漢寺山
ぐるりと周る昇仙峡・羅漢寺山
2019.11.9 弥三郎岳(1,058m)・白砂山(920m)~昇仙峡
山道を歩きたいという友人達をお連れして、紅葉にはちょっと早い昇仙峡を周回してみました。混雑が心配で、到着早々、ロープウェイからスタート。冷え込む予想で心配だったのですが、お天気良く、陽気と展望の中を旅してきました。
ただ白砂の山々でのんびりしていたら、肝心の昇仙峡観光の大部分は日があたらなくなってしまったという・・・。
昇仙峡ロープウェー~弥三郎岳~白砂山~白山展望台~長潭橋~仙娥滝~西沢渓谷入口~昇仙峡ロープウェー
素晴らしい展望の弥三郎岳。でも奥は崖なので注意です。
白砂山からは、さっきまでいた弥三郎岳を眺めることができます。
白砂のビーチ、白山展望台。お昼休憩向け。
紅葉はところどころ。覚円峰と紅葉の画はまたの機会ですね。
弥三郎岳、白砂山、白山展望台、それぞれ展望は素晴らしく、気持ちよく晴れている時にまた歩いてみたいコースでした。
全体的に見るとゆるやかに下ってから登り返すといった道なのですが、白砂山への登りとそれ以降の長い下り、また下山してからの長潭橋~仙娥滝ウォーキングは中々長く、あまり運動していない方には堪えた模様。観光のついでくらいで考えると少しハードなので注意です。
甲府に戻ってからは、ぬる湯で有名な喜久乃湯温泉へ。甲府近辺は温泉だらけでごろごろできますね。